2009年5月14日

製品への記名について

私は、私が作ったものに、名前や屋号を記名することはありません。
理由は、色々あると思うのですが、一番大きなところとしては、
私は、芸術家でも、工芸家でもなく、
実用品を作る、一木工職人だから。とゆことになるでしょうか。
民芸運動を起こした柳宗悦さんの著書のなかに
なぜ、職人は、製品に記名しないのかを説明した文章で
「自分の名を誇ろうとするのではなく、正しい品物を作るそのことに
もっと誇りがあるのであります。いわばその品物が主で自分は従
なのであります。それ故一々名を記そうとは企てません
こういう気持ちこそは、もっと尊んでよいことではないでしょうか。」
とゆうくだりがあります。
大変ありがたいお言葉です。
まさにそうゆうことなんかなーとも思います。
それに、将来、何か別の物に作り直すとき、
材料として、記名が邪魔になる可能性も考えられます。
以前働いていた所でも記名する事は無かったので、
特に意識無くやってきたわけですが。
これからは、意識を持って、無記名を貫きたいと思うわけです。
ちなみに、「活木工舎」は、
木製家具等の分野(正確には、細かくきっちり分類されてるのですが。)で
商標登録しております。
よって、私の作る製品はすべて「活木工舎」ブランドとなります。
私は、「活木工舎」に帰属する職人なのです。

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