2008年4月14日

皆さんは、「栃」とゆうと何を思い浮かべられるでしょうか。
栃木県、栃餅、木に詳しい方は、コネ鉢を考える方も多いと思います。
私の場合は、栃といえば、テーブルの天板、しかも一枚板や二枚ハギぐらいまでのもで
仕上がりの天板厚みは、45mm以上。
そうです、今まで仕事で作った栃を使ったものです。
つまり、栃をテーブルの天板以外で使ったことがほとんどないのです。
しかも、比較的厚い材とゆうことです。
なぜそうなったのか?
栃の木の特徴を考えるとその答えが出てくるのですが。
一つは、比較的大径木があるとゆうことです。
それは、かつて栃の実を栃餅として食料にしていたとゆう影響もあり
栃の樹は、栗の樹のように大事にされてきたようです。
材の性質としては、木肌がとても緻密で絹のような光沢がありとても綺麗です。
また、縮み杢などの大変特殊で美しい木目も良く出る材です。
広葉樹の中では比較的柔らかく加工もしやすい材で、天板に大変適してます。
ただ石灰をかんでる事が多い材ですので、刃物が傷むとゆう厳しい面もありますが。
材の弱点としては、乾燥の段階で非常に暴れる材であるとゆうことがあります。
よって、薄く製材して箱物などの材として流通させることができない材なのです。
また、耐朽性が低い材ですので腐りやすいですし、シミが入りやすい材です。
ただ栃のシミは、非常に美しいシミもありまして一概に欠点とはいえないと、私は、思うのですが。
とにかく、管理が非常に大変な材であるとゆうことです
虫に食べられていることも多く、大きな虫穴がよくあります。
そんな木ですので、我々の仕事では、厚い天板に適した、言い換えれば、厚い天板になるしかない材なのです。
だだ、「指物」の世界では、また違うようです。
それから「挽物」の世界では、栃はよく使われる材のようです。お盆とか器とか。
どちらの場合も、丸太を仕入れ製材乾燥製作を一貫してやっておられる方が多いのではないでしょうか。
ちなみに、我が家のテーブルも栃の一枚板の天板です。


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