最近の納品より
昨年末、5年来のお付き合いをさせていただいているお客様のところに、
ご注文頂いた、ソファーで使うセンターテーブルを納品しました。
きっかけは、昨年10月31日に行われたあつこデザインスタジオでの展示会の際、
奥様がいらして、「そういえば、作って欲しい物があるのよ」とゆうお話から始まり、
初めは展示品のコーヒーテーブルの高さを低くすればいいんじゃないか
といったお話でしたが、旦那様のご希望とゆうことと、
その他もろもろでお宅のほうに日を改めてお伺いすることになりました。
半月後ぐらいにお伺いしたところ、「この板を天板に使い、最大限活かして楕円で」
とゆうご希望でした。託された板は、ケヤキで、大きさはおよそ、
長さ1700mm幅350mm厚み36mm、新築前のお宅で使われてたのかなと思わせる
年季の入った立派な板でした。よく見ると引き戸の地板部分に使われてたらしく
二本の溝が刻まれてました。その反対面には、ちょうど真ん中で前述の引き戸溝の
あたりに二寸角ぐらいの柱を組み込んだかと思われるホゾ穴が、明らかに鑿で
開けられていました。想像するに、この板は、食器棚の地板で腰ぐらいの
高さのところに設置されてた物じゃないかと思いました。
まさに手作り木工房の看板を掲げる家具職人の腕の見せ所です。
まずは木取りです。この板のどこをどう切って張って楕円にするか。
シラタはなるべく落としたい。そして木作り、まずは、厚みを上げます。
そこでふとひらめいた、意外と木が動いていて予想してた厚みには、
到底上がらない、引き戸の溝が端っこのほうに残る。
でも待てよ、裏だからかえって残してやったほうがいいかも。
木の記憶、歴史を残してやる、ご家族の思い出とゆう意味においても、
また、天板を厚く上げたいとゆう意味でも。
とゆうわけで下の画像のような天板(裏側)になりました。


納品時、その辺のことをお話したら喜んでいただけました。
してやったりで、職人として大変嬉しい瞬間でした。
今回のように、無垢の木は何度でも使い回すことができます。
これからは、ますます使い捨てから、持続可能なリサイクルの時代に
なってくると思います。ましてや、国内の林業は、ほとんど破綻状態。
海外からの輸入も、円の価値低下で、どんどん高騰の一途。
良い材自体、当然減っている時代ですので、
今回の仕事のように、木材を大事に扱ってくれる人が増え
上手く使いまわして、良い物を残していかなくてはいけないなーと思いました。
ただ、我々職人にっとては、けして儲けのいい話ではないですし、
お客様にっとても、値段がそんなに安くなる話ではのですが、
我々も、お客様も、満足度とゆう意味においては、他には変えがたい高い物を
得られると思います。また、環境を守る、良くするとゆう社会的責任においても、
やっていかねばいけないなーと思いました。
良い物は、残ると信じて。
ご注文頂いた、ソファーで使うセンターテーブルを納品しました。
きっかけは、昨年10月31日に行われたあつこデザインスタジオでの展示会の際、
奥様がいらして、「そういえば、作って欲しい物があるのよ」とゆうお話から始まり、
初めは展示品のコーヒーテーブルの高さを低くすればいいんじゃないか
といったお話でしたが、旦那様のご希望とゆうことと、
その他もろもろでお宅のほうに日を改めてお伺いすることになりました。
半月後ぐらいにお伺いしたところ、「この板を天板に使い、最大限活かして楕円で」
とゆうご希望でした。託された板は、ケヤキで、大きさはおよそ、
長さ1700mm幅350mm厚み36mm、新築前のお宅で使われてたのかなと思わせる
年季の入った立派な板でした。よく見ると引き戸の地板部分に使われてたらしく
二本の溝が刻まれてました。その反対面には、ちょうど真ん中で前述の引き戸溝の
あたりに二寸角ぐらいの柱を組み込んだかと思われるホゾ穴が、明らかに鑿で
開けられていました。想像するに、この板は、食器棚の地板で腰ぐらいの
高さのところに設置されてた物じゃないかと思いました。
まさに手作り木工房の看板を掲げる家具職人の腕の見せ所です。
まずは木取りです。この板のどこをどう切って張って楕円にするか。
シラタはなるべく落としたい。そして木作り、まずは、厚みを上げます。
そこでふとひらめいた、意外と木が動いていて予想してた厚みには、
到底上がらない、引き戸の溝が端っこのほうに残る。
でも待てよ、裏だからかえって残してやったほうがいいかも。
木の記憶、歴史を残してやる、ご家族の思い出とゆう意味においても、
また、天板を厚く上げたいとゆう意味でも。
とゆうわけで下の画像のような天板(裏側)になりました。
納品時、その辺のことをお話したら喜んでいただけました。
してやったりで、職人として大変嬉しい瞬間でした。
今回のように、無垢の木は何度でも使い回すことができます。
これからは、ますます使い捨てから、持続可能なリサイクルの時代に
なってくると思います。ましてや、国内の林業は、ほとんど破綻状態。
海外からの輸入も、円の価値低下で、どんどん高騰の一途。
良い材自体、当然減っている時代ですので、
今回の仕事のように、木材を大事に扱ってくれる人が増え
上手く使いまわして、良い物を残していかなくてはいけないなーと思いました。
ただ、我々職人にっとては、けして儲けのいい話ではないですし、
お客様にっとても、値段がそんなに安くなる話ではのですが、
我々も、お客様も、満足度とゆう意味においては、他には変えがたい高い物を
得られると思います。また、環境を守る、良くするとゆう社会的責任においても、
やっていかねばいけないなーと思いました。
良い物は、残ると信じて。

コメント
こんばんは。
こういう仕事は、てづくり家具屋さんならではですね。
>今回のように、無垢の木は何度でも使い回すことができます。
これからは、ますます使い捨てから、持続可能なリサイクルの時代に
なってくると思います。
こういうことは、とても大切なことだと思います。
わが家を建てたときにあつめた100年以上の古材が、まだいくつか残っています。
いつの日にか、活用しようと考えています。
Posted by うめちゃん at 2008年1月11日 22:03
→うめちゃんへ
こんばんは。
うめちゃんのお宅は、ホームページで拝見させていただきましたが、その感性と、実行力は、ほんとすごいの一語とです。私でもあんなすばらしい家は作れないなーと感服いたしました。
古材も、うめちゃんが使えば活かされること間違いないですね。
Posted by 木を活かす職人 at 2008年1月11日 22:58
田舎は自然がいっぱいと思っていましたら、山は後継者不足や価格の下落で荒廃していることがわかり、引っ越してきてから、自分の無知さ加減を知りました。
我が家のほうでは、りっぱな杉が売れるどころか、1本1万円できってもらい、よほどのことがないかぎり、風呂のたきものでおしまいです。
奥様のブログも愛読していますが、職人さんのも、切り口がおもしろい。また来ますね。
Posted by あらんだまおばさん at 2008年1月14日 15:56
→あらんだまおばさんへ
嫁共々いろいろお世話になってます。
林業は、農業同様、お役所に引っ掻き回されてぼろぼろみたいですね。純粋に産業として儲かるようにやればいいと思うんですが、農業では株式会社的なものがでてきてはいるようですが、何しろ林業は現金になるまでが時間がかかるのでねー。かなり我慢が必要なところはありますが、だからこそ長いスパンでのしっかりした計画が必要なわけで、一年ごとに予算の分捕り合戦やってる日本のお役所には無理ですかねー。外国では、ちゃんと林業が成り立ってるところはたくさんあるんですけどねー。地形が急峻で林業には厳しい日本ですが、国土の7割が森林である日本なんですからなんとかならないですかねー。
木の文化、悲しいかな衰退の一途ですねー。
森が滅びてしまうと、土地も痩せそして海も生き物が住めないように成ってしまうらしいですけどねー。
Posted by 木を活かす職人 at 2008年1月15日 22:02
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