フランスの絵本
先週、秋葉原で終日最先端IT技術に関するセミナーの受講をし、迫る帰路高速バス出発時刻を気にしながら新宿の書店ブックファーストにより、息子と約束をしていた絵本をお土産に買い求めまし た。 息子にはみずくさむらとみずべむら―やなぎむらのおはなし(こどものとも絵本)
をお土産に。
(彼はこの"やなぎむらのおはなしシリーズ
"がとってもお気に入りなのです。)
この時、店頭の平積みされた絵本コーナーで「フランスで子供から大人まで読みつがれている絵本を岸惠子さんが初めて翻訳!」の帯が目に入りました。
絵のタッチも一目で、私のお気に入りのジャン・ジャック・サンペにも通じる描写。
フランス文化のある分野には昔からずっと私の感性をくすぐる世界があり、まさにその嗅覚が働いた感じです。臨時収入もあったので自分へと衝動買い。
パリのおばあさんの物語
(岸惠子:訳 スージー・モルベンステルヌ:著者 セルジュ・ブロック:イラスト 千倉書房 2008年10月1日初版2009年4月10日第6刷発行)
原題"UNE VIEILLE HISTOIRE" texte pas Suie MORGENSTERN et illustre par Serge BLOCH
翻訳はしない原則を守っていた訳者の女優 岸惠子さんが日本人にわかりやすいようにと書き直しをしながら取り組んだ初めての翻訳絵本です。
わずか37ページの絵本です。
秋の夜長にふと老いる両親や加齢を感じる我が身のことを思いながら、また世界に住む遠い異国の方達のことにも思いを馳せながらページをめくります。
ちょうど一年前の10月に初版された絵本で、その後も重版されている絵本です。
(彼はこの"やなぎむらのおはなしシリーズ
この時、店頭の平積みされた絵本コーナーで「フランスで子供から大人まで読みつがれている絵本を岸惠子さんが初めて翻訳!」の帯が目に入りました。
絵のタッチも一目で、私のお気に入りのジャン・ジャック・サンペにも通じる描写。
フランス文化のある分野には昔からずっと私の感性をくすぐる世界があり、まさにその嗅覚が働いた感じです。臨時収入もあったので自分へと衝動買い。
パリのおばあさんの物語
(岸惠子:訳 スージー・モルベンステルヌ:著者 セルジュ・ブロック:イラスト 千倉書房 2008年10月1日初版2009年4月10日第6刷発行)
原題"UNE VIEILLE HISTOIRE" texte pas Suie MORGENSTERN et illustre par Serge BLOCH
翻訳はしない原則を守っていた訳者の女優 岸惠子さんが日本人にわかりやすいようにと書き直しをしながら取り組んだ初めての翻訳絵本です。
生まれて、生きて、死ぬ。これは人間だれもが持つ平等なさだめです。けれど何処にどう生まれるかを、人は選ぶことはできません。この物語のおばあさんの一家はユダヤの人たちです。
.............中略....
人間が持つもう一つの平等なさだめは、年老いていくことです。老いをどういきるかという大事なテーマのなかで人はその人となりを完成していくのだと思います。..........中略.......
たくさんの人に読んで欲しい。「この広い世界には、いろいろな人が生き、日本にいては考えられない暮し方をしているのよ」と、しみじみ知って欲しいと思うのです。(訳者あとがきより抜粋)
わずか37ページの絵本です。
秋の夜長にふと老いる両親や加齢を感じる我が身のことを思いながら、また世界に住む遠い異国の方達のことにも思いを馳せながらページをめくります。
ちょうど一年前の10月に初版された絵本で、その後も重版されている絵本です。