森の家具工房 in山梨で“家具調仏壇製作”タグの付いているブログ記事

2008年10月28日

工房では 組子細工を切断加工

 木を活かす職人は、悩み苦しんでいました。
組子細工お預かり品1  オーダー頂いたお仏壇製作にあたり、お客様からお預かりした組子細工。
 それをデザインに採りいれることをベースとしたお仏壇製作の為、その細工を切断しなければならない。
 まず取り外すところから始まりました。
→ブログ"お誂えの家具"2008年10月24日にその作業模様掲載
そして丁寧に汚れを取り除く作業をしました。ちょうど息子の使い古しの幼児用歯ブラシが活躍。
組子細工お預かり品加工1
 薄い板で繊細に加工された細工ものに手を加えることは、とても大変集中力を要し、時にはナーバスにならざるを得ない作業のようでした。
 今回は組子の意匠が切断してもバランスが崩れずに済むので、ホッとしている要素ではあるものの、この細工を壊さないようにカットするのは大変な様子。
 頭の中で手道具を含め、何度もシュミレーションしているので、うっかり私が話しかけることは、彼の仕事の邪魔になります。傍にいてもハラハラ。
 こんな時、もっと楽しく振る舞っていた方がムードメーカーになるのかもしれませんが、私も真面目な性格が災いで、一緒になって真剣に静かに時を過ごしてしまいました。

組子細工お預かり品加工2  昨年2月末のブログ開設当初に、工房でカメラを構えるようになった私やカメラは、集中して木工の仕事をしている職人にとって、妨げとなるものでした。
 徐々にカメラに慣れてきて、内心は抵抗があっても快く撮影させてくれる職人ではありますが、「ここ一番!」という難所を控えている作業は撮影拒否。
 工房内に所用があっても「話しかけることはしないで欲しい」といわれるくらい、緊張感で張り詰めた時間を過ごしました。
 
組子細工お預かり品切断加工済み ともかく無事に作業を終え、こんな感じに加工をすることができました。
 

 無垢を使った手作りオーダー家具工房の活木工舎
ブログ"お誂えの家具"にて楢のモダン仏壇製作場面連載中