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2008年11月11日

センスオブワンダー

 レイチェル・カールソン:著 上遠恵子:訳の『センスオブワンダー』という本をご存知ですか?

 私はこの本の存在を知らずにいました。今年の7月までは。
あるブログがきっかけとなり、ブログから更に次のブログへと貼られたリンクを辿ったら「我が子にセンスオブワンダーを授けたい」とお考えになっているママさんの育児ブログに出会いました。
 彼女の育児観に共感し、そこで本の存在を知り共感しました。
 そして実際にオフの場で会い、交流が始まりました。

 自然と触れてそれを享受する感性。
改めて文章で読むと"私が子供の頃から日々感じていること"であり、ありのままに楽しんでいることだったりしていて、その感性を育んでくれた、機会を与えてくれた両親や祖父母に感謝しています。
 
そして今、私が子供にその感性を育む立場になっている。
自然環境に恵まれた当地で自然体に過ごせば、芽生えてくる感性だと思って過ごしています。
 都会から来たからこそ感じる自然への憧憬が、息子に影響しているかもしれませんが。
 
 先週の金曜日に清里のキープ協会の聖ヨハネ保育園50周年事業の子育てトークにてセンスオブワンダーの翻訳者である上遠恵子氏の講演がありました。 
 その席上で来場者の質問を受けた際のお話に「あの木は●●。この木は○○。」「それではこの木は何だ?」と親子で森を散策した父親の言動の例がありました。
 現代は知識偏重な時代となってしまい、都会では本当の森に触れていないけれど知識だけはある子供が大勢いるそうです。
 せっかく自然に触れ合う場所にいても、これでは子供には苦痛になってしまう。というような話しでした。
 そういう親子もいるのかなぁ。
 
 我が家では自然体。これ面白いね!と話しかけても本人が他のことに気をとられたらそちらを尊重する。あとは見守るだけ。少しだけの放任。
 この週末に初めてお友達の小淵沢の別荘にお泊りをして、一緒に散策をした私達。
息子は樹皮と出会い、まるでパズルのように考えたのか元に戻そうと試みていました。
081108樹皮を発見 拾いあげる 私は彼が拾ったものの元の位置は教えず、ひたすら黙ってファインダー越しに見守っていました。
樹皮だと解っているのか、いないのか剥がれた幹に載せようと何度も挑戦。
081108樹皮を樹皮をわからずにも元に戻そうと試みる
思いつく場所に置こうとするが、うまくいかず考える。何を考えているのでしょうか? 081108樹皮を手に考えるお友達は「上から落ちてきたのかなぁ」と。 (もしかしたら落ち葉から連想かな?)
 答えは友人も私も云わない。お互いに見守る育児。センスオブワンダーを大事に育みたいから。
 
居場所を見つけてあげることで、生き生きとする息子。
その感性を共感できるお友達に出会え、とてもはしゃぐ息子の表情に安堵する私でした。
 森や林を歩こう!

彼女のブログに出会い、森のようちえんに参加して、私の育児に対する意識に変化が生じたのです。母親として主体的に考えていることの裏づけや自信につながるエッセンスをたくさん得ることができた。そしてそれらは私達夫婦の共通の価値観であることも再確認。
 人との出会いに感謝する日々です。