
ぼくのお父さんは、木が大好きな子供だったそうです。
2歳か3歳の時には、家の柱に釘を打っておじいちゃんに怒られ、
幼稚園の夏休みには、大工さんからもらった木の端材でお舟を作り、
小学5年生の時には工作の授業で木のタワーを作ったり。
中学・高校時代には、オーディオラックや本棚作り。
大学時代には、友達の話によると
日曜日になると下宿先のお父さんの部屋からトントン、トントン!
かなづちを打つ音で目が覚めちゃったって。
それから先は、お母さんの話によると
お父さんは大きな建物を作る勉強をした後、
お仕事で図面を描くために事務所に寝泊りする毎日。
でも或る日、一大決心をしたそうです。
どうしても木に触れる仕事をしたいって!
無垢材を使った家具職人になって
「木を活かして木と語り合いながらモノ作りをする仕事」をしたいって!
それで、12年弱東京の家具会社の相模湖にある工房に勤め独立。
建築物や室内空間との調和を意識したモダン家具を作る為に
2002年山梨県北巨摩郡明野村(現:北杜市明野町)に移住したそうです。
ぼく自身がわかるのはね
お父さんは「木」が大好きだから、「木の精」とお話できるってこと!
木目を眺めていると「どういう形で活かせるか」伝わってくるんだって。
それと「創意工夫」が好きだってこと。
必要なモノは何でも作っちゃうんだよ。
ぼくが生まれる時、お父さんはベビーベッドや椅子を創作してくれたよ。
今、この椅子はぼくの安全基地。ここに座ると落ち着くんだよ。
大好きなお父さんは家族の為にも家具を作ってくれるんだ。
時には落書きもするけど、許してくれるよ。優しいんだ。(息子より)