2008年6月14日

若木達

本日も晴天なり。
ウグイスのさえずりと共に起床です。

工房の敷地に昨年植えた苗が育ちつつあります。
biwa0806.jpgまずビワ。私の東京・武蔵野の実家には琵琶の木があります。
毎年実のつき方によっては隔年、その琵琶を味わって育ちました。
 その琵琶の種を父が庭に埋め、芽が出て数年経た若木の苗を昨年活木工舎の敷地に2箇所に移植しました。
越冬が心配でしたが、元気に成長しています。
収穫できるようになるまで、まだまだ先ですが、いずれ息子が食べるようになることを夢に描いています。
でもその頃には、ヒヨドリなど野鳥との戦いが待っているのだと思いますが。

080613tochi.jpgそして、昨年活木工舎サイトトップページと”私達の理念”ページに使用している自分達で撮影した”トチノキ”
その子孫であるトチノキです。ここまで育ちました。
可愛い若木です p( ^ 0 ^ )q
 職人は作り手として私とはまた別の思いで、二人でこの若木を育んでいます。
(職人の気持ちは”文字で表現することが難しい思い”です。別の表現手段で伝わると嬉しいです。)

sancho0806.jpgそして山椒。
お隣や実家から過去2回苗を分けてもらい移植したのに、植えた場所では越冬できずに枯れ諦めていたところ、別の場所から自生してくれました。
どっちの山椒かわかりませんが。
場所的にはちょっと足場にしている付近で大歓迎とはいかないのですが、
山椒にとっては、日当たりもよくベストな条件が整って出てきた証。
このままここで大きくなっていくのかなぁ。もう少ししたら動かそうか。
 「まぁこのまま成長してみてください。枯れずにね! e(^。^)9 ファイト!! 」
植える人間のエゴと木が自ら選んだ生育環境。 
来年春に、元気な姿で木の芽を頂きたいので、このまま一年見守りたいです。

自分が育った環境にあった樹木を、自分が暮らす場所にも植えたくなる心境。
不思議です。
都会にもかかわらず庭木がたくさんある環境に育ったことに感謝し、私も息子にも伝えていきたい。
庭木と人の営み。

では、皆様、良い週末を(゜-^*)/~

ご参考までに:私達が撮影したトチノキに関するブログ記事(3回連話)はこちらです。

手づくり家具木工房の”活木工舎”
オーダー・オリジナル家具通販承ります。
ただいま7月10日頃納品予定のベビーサークルのご予約注文受付中


2008年4月11日

桜・さくら

工房の山桜は、まだまだですが、先日から保育園への通り道で目にしてきた満開の桜。
撮りたくてウズウズ。
昨年春に一眼レフカメラにしてから、写真を撮ることが息抜きになる時があります。
(商品撮影は、とても疲れるのですが)

先月末に東京へ帰省の折、見慣れた桜並木を懐かしさと共に楽しんできました。
でも当地、明野の里山の桜はまた風情が異なり、味わい深いです。
どこの桜も素敵なのですが、今日は図書館がある明野総合会館の敷地内になる古木を鑑賞してきました。
たまたま駐車場から見えたので、近づいてみると明治時代の石碑の傍に古木を発見。
今日気が付いたので、樹齢はわかりませんが、古くから住んでいらっしゃる地元の方に機会があったお伺いしてみようと思いました。
080411oldestsakura.jpg
何百年か経過しているクラスの桜だと思いますが、特に市内で有名な桜の観光地ではないようです。
今日、出会った私にとって身近な古木の桜として来年以降も眺めていきたいと思います。
080411sakura3.jpg一帯には若い木や他の種類の桜も植えてありました。

080411sakura2.jpg
無垢の木で作るオーダー家具工房活木工舎

2008年3月 9日

穏やかな日曜日

今日は、当地は八ヶ岳おろし(北風)もなく、温暖な穏やかな日曜日でした。
といっても気象情報を見ると、-3度から16度の気温差の一日だったようです。
 今朝は早朝より、木を活かす職人は、コーサク村の手作りみその仕込み(職人ブログ”木になる木の話”をご参照ください)で外出。
 私は、お客様の別荘へ、お見積もりの件でお伺いした後、正午過ぎに木を活かす職人のいるコーサク村に息子を連れて遊びに行きました。

ここには白樺の木が1本あります。
見ていて春だナァと感じて、撮りました。
kosakuvillage2.jpg
近づいてみると、シラカバの花の蕾です。もうすぐ開花の時節を知らせてくれています。
あまり美しくない花なので、シラカバの群生の美しさに比べると注目をあびることが少ないようです。
kosakuvillage3.jpg
手作り注文家具工房・通販の活木工舎

2007年11月 6日

りんご園

今朝は昨夜からの雨が続いており、どんよりとしています。
当地・北杜市明野に移り住んで以来、こういう日は、やはり青空が恋しくなります。
先日の日曜日は晴天に恵まれたので、明野の特産物の明野りんごの写真を茅ケ岳山麓の畑に撮りに行きました。
applefarm3.jpg
先週ご紹介した「フーベルトとりんごの木」を読んで以来、りんご園のリンゴが気になっていました。
りんご園ですと、収穫量が優先されるので、あの絵本に登場するような老木はありませんでした。
applefarm2.jpg
 収穫期を迎えたリンゴの木。たわわに鈴なり状態で熟しています収穫作業も大変そうです。
applefarm1.jpgでも正面に見える南アルプスの山々が視界に入る場所での作業、リンゴ狩も気持ちよさそうですね。
場所を移動して、違うりんご園。鷹(だと推測します)が悠然とした姿で飛んでいます。


hovering-over.jpgこちらのりんご園では、若木(写真手前)を植えてあります。あと何年したら、リンゴが収穫できるようになるのかぁと
想像しながら、果樹として生産者が判断するリンゴの木の寿命というか、世代交代のことが
頭をよぎりました。
applefarm4.jpg
林業だけでなく、果樹農家の方の樹に対する時間軸の存在も意識しました。
建材や家具材、木工品だけでなく、果樹も含めると私たちは多くの樹と関わって成り立っている
生活だとしみじみ思いました。
生産者の方が、果樹の手入れを日頃からされるから、おいしい果物を頂けることに改めて感謝しました。


無垢の木を使った手づくりオーダー家具工房”活木工舎”

2007年9月28日

日影のトチノキ(3)

9月26日に見に行ってきた”日影のトチノキ”の連載3回目です。
70分過ごした場所でカメラに収めてきた写真。
大半は木を活かす家具職人による撮影です。
咲いている野草花はこの種類だけ。
hana.jpg トチの実
折れた大枝に近づいていった際に、足元で拾いました。
トチの実は栗色でした。
トチの実の殻
至る所に、地中の根から発芽しています。おそらくトチの新芽。
新芽・若芽
傷ついた巨木の裏側に回ります。樹高があるので見えませんが、
ここにトチの実が沢山なっています。
時折、頭上からトチの実が落ちてきました。
hikagetochi7.jpg

若芽に次世代の命を感じ、この森をあとにします。
masutomi1.jpg
ここは増富。温泉地に続く途中にあります。
私達は、工房の庭にトチノキを植えたい思いを強く抱き、
隣町明野に戻りました。



オーダー家具工房活木工舎

2007年9月27日

日影のトチノキ(2)

昨日の続きです。
北杜市須玉町まで、山梨県指定文化財の”日影のトチノキ”を
見に行ってきました。
(実際にトチノキは日陰に生息していますが、”日影”は地名のようです。)
現地に着いて、声を失ってしまいました。大枝が横たわっています。
hikagetochi1.jpg
そして木を活かす家具職人と私は、70分間その場所で、
それぞれ思いを抱きながら撮影をしました。
hikagetochi2.jpg
樹齢300年以上のこの巨樹。
ヤフー検索で調べたらサイト名「日本の巨樹・巨木掲示板」
(http://www.kyojyu.com/bb7/pic.cgi)の情報ですが、7月13日にこの大枝が折れたそうです。
その事実を知らず、折れる前の姿をサイト名「日本の巨樹・巨木」
(http://www.kyoboku.com/tochinoki/kantou/hikage.html)で事前に
見ていただけに愕然としてしまいました。
hikagetochi3.jpg
このまま放置され、やがて朽ちていく大枝に鎮魂の気持ちを込めて。
私達が目にした痛ましい光景を掲載します。
長い年月、どれだけの人がこの木と関わってきたのでしょうか?
hikagetochi6.jpg
倒木となった大枝を前にして、私達は会話しました。
自然の姿としては、このまま朽ちていけば自然に帰る。
例えば完全に朽ち、腐る前にこの倒木を製材し、例として家具に
姿を変えるならば、今後100年はこの大枝は生き続けることができる。
でも木を御神木として崇められているならば、
製材するような手を加えることは許されないこと。
また巨木として大事にしたい思いは、
いつまでも木に対して長寿であり続けて欲しいと願い、
「哀しいと感じる」のは、人間の自然を管理したいエゴでもあること。
いろんな視点により、異なる価値感。

ただどうしても、木を活かす家具作りを信条にしている私達には、
このまま放置され朽ちていくのは「もったいない」と感じてならないです。
県の指定文化財だけに処分するにも簡単に行かないのだろうと推察しました。

明日は、このトチノキの周辺で目にした写真をご紹介します。


家具職人の無垢材手作りオーダー家具活木工舎

2007年9月26日

日影のトチノキ

今月の初めに、木を活かす家具職人にお願いをしました。
連れて行って欲しい場所があると。
その姿の写真を撮りたいと。
そこは”日影のトチノキ”という名称がついている巨木。
木を活かす職人が4年ほど前にそこで拾ってきたトチの実を見ながら、
いつか自分も見てみたいと思っていました。
解説案内板
昔は農村でもトチの実でトチモチを作ったりすることで、大事にされてきた木。
家具材としても使われるので、無垢の一枚板として活木工舎でも扱うことが多いトチ。
このトチの巨木が、北杜市内にあります。
昭和54年2月に山梨県指定文化財にも指定されている立樹です。
根回り10.5m、目通り幹回り8.2m、樹高約30m。
入り口案内板
やっと仕事が一段落ついたので、今日午前中に連れて行ってもらいました。
隣町の須玉町にあります。山間の田に囲まれた場所を進みます。
日影のトチノキが視界に
山菜畑を抜け、視界にうっそうとした森林が迫ります。
そして、自然の力によるとてもショッキングな光景が目に飛び込んできました
まだ写真を整理できていなので、続きは明日に。

2007年9月23日

胡桃の木

工房から、バス通りに抜ける道沿いに胡桃の木があります。
胡桃の木
先日、木を活かす家具職人が、胡桃の実を拾ってきてくれました。
私は、胡桃の殻は市販品でわかりますが、実そのものを見るのは
初めてでした。後日実を向いて殻を見せてくれました。
胡桃
韮崎のJA直売所では、鬼胡桃を販売していますが、
こちらの木は違うようで、アメリカ産で目にするものに似ています。
胡桃の実.jpg
いつも自動車で通り過ぎるだけなので、散歩がてら見に行ってきました。
実がタワワになっています。
意外にも青々している実です。
私は、栗の木なら珍しくないのですが胡桃の木を物珍しがる私の反応に、職人は驚いていました。
同じものを目の前にしても、育った環境や、住む環境によって珍しさって異なりますね。

続きを読む "胡桃の木"

2007年9月17日

若い木の芽

現在、ホームページのリニューアルを計画しています。
5月から頭の中だけで、構想を練ってばかりいた日々を
脱して、ようやく手と体が動き始めました。
最近読んだ絵本の影響で、トップページに使いたい画像が
思い浮かび、手始めに身近な場所から撮影を。
ブナ科若芽
先日工房の向かいの東の林道を
数メートル歩き沿道で見つけました。
ブナかもしくはクヌギの若芽です。

赤松新芽
工房西方向にある”コローの小道”にもありました。
松クイ虫で病気になり伐採された赤松。
その朽ち始めた幹に着床し芽生えた命。
松の芽。
(松は結構芽が出やすく、工房のウッドデッキの隙間にもあります…)
足場が悪く、近寄れずに望遠レンズで撮ったら手振れしてしまいました。