2012年12月10日

オーダー家具 サイドボード納品

 ウォールナット材のサイドボードが完成し、昨日お客様のご自宅に納品いたしました。

 室内の腰板の高さや色も合うように製作した経緯があり、実際に設置した際の納まりが良く製作者は安堵したようです。

オーダー製作サイドボード

 お客様のご希望なさる室内空間の有効活用を充分可能とするオーダー家具ならではの事例かと思います。

2012年9月10日

アイランドキッチン用収納箱

 アイランドキッチンの下にあるスペースに設置する収納箱です。

 限られた空間の有効活用をお考えになられたお客様からのご注文です。

 

アイランドキッチン下 収納箱設置 お客様画像

(お客様撮影による画像をご提供くださいました)

お客様ご自身が、いかに収納力を得るか、収納するものなどいろいろご思案されながらサイズや構成を考えられました。そのご希望を形にしたお誂え品です。

 上段は引き出し、中は棚、下は扉とそれぞれ収納スペースを区切りました。

 お客様が実際に採寸なさりながらのサイズご指定で製作しました。ピッタリ納まるサイズで納品できたようで安堵しています。

 

2012キッチン収納箱事例 

このお誂え品についての詳細は、製作品事例集「オーダーアイランドキッチン用収納箱」に掲載しております。

 

 

2012年8月 8日

椅子製作 ーSRチェアセミオーダー仕様

 

  座面高さが高めの椅子をご必要となさっているお客様とご相談し、活木工舎のオリジナル椅子の

"SRチェア"のデザインをベースにした仕様変更でセミオーダーとしてご注文を賜りました。

無垢の椅子SRチェア製作中  座面の座繰りの加工です。

 

無垢の椅子 座面座繰り丸ノミ削り加工中  座面となる板を丸ノミで削っていきます。

  

 

2012年2月16日

骨董品の額装 その2 漆輪島塗の椀もの

 

 明治生まれの祖父が大事にしていた輪島塗の椀。

 謡曲の教本の書がモチーフとなっている絵付けです。

  富山県高岡市で紺屋を営んでいた曾祖父は、能楽が盛んな土地柄もあり謡を嗜んでいたようです。 謡の教本の書は曾祖父によるもので、この椀を誂えたようですが、製作時期や作者は不明です。  骨董品形見 輪島塗椀ものの額装

 祖父が亡くなった折、形見分けとして譲り受けた伯母が50年近く保管していたそうです。

  曾祖父が誂えた工芸品を飾って楽しみたいと80歳の父からの注文で、額装製作をしました。

  夫の"木を活かす職人"もいろいろと考えた末、このような形に納めました。

 

  骨董品は大事にしまっておくことも大事ですが、目で愛でて遠く曾祖父の思いや祖父への思いを馳せながら、父は楽しむようそうです。

  曾祖父が誂えたという背景はわかりませんが、謡への並々ならぬ思いが粋に感じてきます。

骨董品の額装 その1 漆輪島塗の盆

 

 昔、明治の頃には富山県高岡市で紺屋をしていた曾祖父。 

 能楽が盛んな土地柄もあり、謡曲を嗜んでいた曾祖父は、謡の教本を絵柄にして輪島で塗り物を誂えたら形見があります。教本の書は曾祖父によるものらしく製作時期や作者は不明。

bon-urushiod2.jpg 

 祖父が亡くなり形見分けされて以来50年近く、親戚の家で長く大切に保管されていたそうです。

 両親が額装にして部屋に飾りたいとのことで、盆の形状を生かして夫が製作しました。

輪島塗盆 額装1 曾祖父はどんな思いで誂えたのか、考えてみたり。

 東京美術学校に行きたかった息子(私の祖父)の願いを叶えることが条件で、能楽の家元に養子に出した息子(私の祖父)。結局商売が上手くいかず、その条件が反故にされた養子縁組になってしまいながらも、居を東京に構えた祖父。

 曾祖父はどんな時に誂えたこれらを祖父に託したのだろうか? 故人となってしまって確認することは難しい分、いろいろ思い巡らせてしまいます。

 骨董品という価値は関係なく、正にプライスレス。家に代々継がれるものが語りかける時間、先祖がどういう人生を過ごしたのか、何を嗜んでいたのかその一端を知る手がかりとなり、思いを馳せる時間を与えてくれるようです。

 自分がどういう生き方をしてきて、これからどう生きていくのかと天から問われている気がしてきます。

  

2011年9月 5日

菓子鉢 オーダー製作

 

 台風の影響はいかがでしたか。

 被害に遭われた地域の方たちにお見舞い申し上げます。  

 

 活木工舎の木皿よりも、少し厚みを深く彫ったウォールナットの菓子鉢のオーダー製作をお得意様からご注文賜りました。

丸ノミで削りだし  本日、完成したての商品をお客様への発送手続きをいたしました。

 梱包前にその姿をほんの少しの間だけ撮影しました。

  ウォールナットの深い色みと佇まいがお菓子を引き立ててる姿を想像しながら。ウォールナット菓子鉢オーダー製作  

2011年8月 8日

想い出の公孫樹を活かしたお仏壇

 立秋を迎えましたが、暑さが戻りまだまだ厳しさを感じます。

 

 お客様から丸太をお預かりしてから3年近く、ご家族でお待ちくださいました。

  仏様となられた大切なご家族が育てられた公孫樹の樹。

 このたび、丸太から製材した材の大半を活かしきったお仏壇となりました。

   201108お仏壇1オーダー製作

201108お仏壇2オーダー製作   公孫樹をメインに、アルダー材を組みあわせています。

2011年7月14日

思い出の詰まった公孫樹で -ただいま工房では

お客様の思い出の詰まった公孫樹の丸太をお預かりし、製材し、あれから3年近く経過しました。

 ただ今、工房では、その材を活用してお仏壇製作に入っています。

公孫樹の材 手押しプレーナー加工中 実は2008年にブログ記事でご紹介したことがある公孫樹の話の続きなのです。

「公孫樹の木を製材」 http://www.katsumokkousha.com/blog/2008/11/post-62.html

 お客様ご家族で熟考なさった結論です。

 

公孫樹の材 

お仏壇製作中  製材後の乾燥状態も良好で、お預かりした材を活用でき安堵しています。

2011年7月11日

拡張テレビボード製作(オーダー家具) 

 

  先日梅雨明けを迎え、夕方になると雷鳴が響くようになりました。

  今年春からは、このブログを更新することが出来ずにいます。楽しみにしてくださって訪問してくださる皆様に申し訳なく、少しずつでも近況をまたお伝えしていければと思います。

  お得意様であるK様のお誂えの拡張テレビボードが完成いたしました。(製作場面を撮影し、このブログでお伝えしていきたいと思っていたのですが、結局私が工房に入って撮影する時間が取れず大変申し訳ございませんでした。)

 

 完成したのはこちらです。お客様のムービングファニチャーシリーズから。

拡張テレビボード

拡張TVボード(オーダー製作品)

 

棚板がスライドレール方式となっています。棚板をスライドしたところ。

拡張テレビボード(スライドレール)キャスター付(オーダー製作)

昨年お納めした画像(お客様K様ご提供)↓のテレビボードの左側に設置されてご使用になられるそうです。

テレビボード(K様ムービングファニチャーシリーズ)オーダー製作

K様はご自身がイメージなさった室内空間を、年々充実なさっていかれています。弊舎はその具現化のお手伝いに加われることができ嬉しい限りです。

2010年12月13日

ウォールナット材のローテーブル

 

 オーダー家具製作として承ったウォールナット材のローテーブルです。

 最終仕上げの工程を済ませ、あと数日したら納品が可能になります。

 

ウォールナットローテーブル 特注品 プラネットカラーオイル塗装の仕上げです。

 ウォールナットの天然固有色の色みがしっとりと。

2010年9月27日

ウォールナット脚付き八角形額 


 先日から製作していたウォールナット材の脚付き八角形の額が完成しました。
 施主様のご要望にお応えできるよう、新たなチャレンジをしながらの製作でした。
20100927sailersva.table1.jpg


 特殊な八角形の額は、アメリカ合衆国発祥の貝殻クラフトアートの"セーラーズバレンタイン"の作品専用です。それに脚をつけてテーブルのような感じにし、作品鑑賞ができるようにしたものをお誂え品として製作しました。
 
20100927sailersva.table2.jpg

 セーラーズバレンタインは、八角形の額の底板に大小、色形のさまざまな貝殻が素敵にレイアウトされて作られていくクラフトだそうです。日本における第一人者であるアトリエしぇる(山梨県在住)さんが、セーラーズバレンタインの普及・指導にあたられています。
 詳細はアトリエしぇるさんのHPをご覧ください。
 <ご案内>蓼科バラクライングリッシュガーデン 
 ハーベストフェスティバル2010 バラクラの収穫祭10月7日(木)〜10月11日(月)にアトリエしぇるさんは参加なさるそうです。
 是非、セーラーズバレンタインの世界に触れてみてはいかがでしょうか。

 


2010年9月21日

オーダーTVボード

 お客様の構想なさったムービングファニチャーシリーズのナラ材を用いたTVボードが完成しました。
 オーダーメイドならではの世界に1点だけしかない家具です。

  正面から切り欠きが見えているのは、棚板がスライドする仕様になっているからです。

オーダー製作TV台

2010年9月10日

音の出ない鍵盤

 
この夏、今年新しくオープンなさった音楽教室の看板制作のオーダーを承りました。

家具職人は"鍵が凹まなず音鳴らない鍵盤"を作りました。
201008鍵盤制作1
ウォールナット材を用いて白鍵部分は板を少し削って印をつけ、
黒鍵は一つずつ作り3オクターブ分できました。

201008鍵盤制作2
 施主様の庭先の木樹と南アルプスの山々を背景に立っています。
(施主様のご意向により、制作した看板はネット上での公開はしておりません。)

2010年1月22日

メープル材のダストボックス -セミオーダー製作

 昨日は夜間から今日午前未明まで八ヶ岳おろしがかなり激しく吹き荒れていました。
 一転して、夜が明けてからはだいぶ落着いています。
 今朝日経朝刊で読んだのですが、とうとう松くい虫の被害が青森県で出たそうで、本州に被害が分布してしまったようです。まだ被害がないのは北海道のみ。
 当工房周辺の雑木林も松くい虫による被害で赤松が枯れていくので、気になるニュースでした。 

 さて、K様。
 お待たせしておりますが、セミオーダーで承ったお誂えのダストボックスが完成いたしました。
 先日お電話で木を活かす職人がメッセージを残しましたが、ご連絡お待ちしております。
 今日先ほど、完成品のうち1台を撮影いたしました。
メイプル材によるダストボックス(セミオーダー) 
ゴミ袋を押さえる枠です。(オリジナルの通常品ダストボックスではブビンガ材になります)
メイプルダストボックス 内側枠 
そして蓋は活木工舎トレー製品のイメージとのご要望で製作しました。これは外した裏側。
メイプルダストボックス 蓋裏側
木目がきれいな部分(杢含む)の材を用いて鏡板になっています。
 鏡板は木目が模様のようになり味わい深く面白みが出るので、私は眺めるのが好きです。
ダストボックスセミオーダー 蓋部分 (トレイ)通常モデルのダストボックス商品はこちらオンラインショップ"無垢クラフト"からご覧ください。

夫婦でそれぞれ個人的にツィッターを始めてみてました。私のタイムラインは↓です。

2009年8月17日

畳ベッド納品

 "畳ベッド"のオーダー製作の注文があり、先日納品してきました。
畳マットのベッド1 ベッドは1台がキャスター付きで可動できるタイプとして製作。
 畳を傷めるため、脚をはめる板を用意しました。
 
施主は木を活かす職人の両親。
 80代前半の父と70代後半の母。
 加齢と共に足腰が弱り、起床時に布団から起き上がるのが容易ではなくなってきたことから、今回注文を請けました。
1)起きるとき、座れる時に高齢者が楽な体勢をとれる
2)普通の椅子よりは低め(腰掛より低めの感覚)
3)これまで使用している布団を使う
4)畳に布団で寝ている感覚
これらの条件に合うように製作しました。
 今回の製作にあたり、施主のお二人がいろいろ吟味して相談した結果、マットは畳にしたいとの要望。
 群馬に住む畳職人の従兄とのコラボレーションとなりました。
畳マット
 電話での打ち合わせだけでしたが、帰省を兼ねた納品配達日にその出来上がった畳マットを受け取り、ベッドを組み立てるとぴったり収まりました。

 愛息の作ったベッド、甥の作った畳マットで、「使い心地も良く快眠できる」ととりわけ義父は大満足。
 81歳の父から「介護の必要がない比較的元気な年寄りが、自助で起き上がることができ使いやすいです。是非皆様にお勧めしたいです。」とのこと。

 畳マットのベッドの受注製作承ります!お問い合わせは活木工舎まで。

2009年3月30日

ダイニング椅子・テーブル納品

 昨日は山梨県内の施主様宅へダイニングテーブル(お預かりしたテーブル天板への脚製作と反り止め加工)とダイニング用椅子の納品・配達がありました。
k様オーダー椅子とテーブル加工
 今回の施主様のご意向を踏まえたオーダー製作を通じて、活木工舎の新作のダイニング用椅子"ゼブラチェア"が誕生しました。
ゼブラチェア
 クラフト好きな施主様ご夫婦は、県内外近隣各地で開催されるクラフトフェアにも良く足を運ばれていらっしゃるそうです。
 木工をご趣味となさるご主人様の手作り家具もあり、ウッディな家屋に合わせて、室内調度品が素敵です。

 ゼブラチェアに近付く今回の配達には前日から張りきって「一緒に運ぶんだぁ♪」と目を輝かせていた3歳児が木を活かす職人に同行しました。
 家具屋さんとしてお手伝いをしたかったようで、父親と一緒に二人で椅子を運んだり、正座をしてテーブルの組み立て作業を見守っていたりしていたそうです。
 良い表情をして帰宅しました。

 ブビンガ材のテーブル天板は非常に重たいため、木を活かす職人一人では搬入が困難なため、H様、S様のお力添えを賜り設置できました。ありがとうございます。
 

2009年3月24日

納品配達

 先日の祝日に、埼玉のお客様の天然酵母のパン教室ぷれっちぇる様にテーブルの納品・配達があり、私も木を活かす職人さんに同行しました。
中央道下りにて車中より  お彼岸の日ということもあり、行きも帰りも高速道路は中央道も首都高も渋滞でした。
メープルミニテーブル
 
昨年春に天然酵母のパン教室開校なさって、もうすぐ1周年。
 開校以降、順調に教室運営をなさっていらっしゃるご様子。
ブログ (天然酵母と国産小麦の自然派パン工房ぷれっちぇる日記) を拝見するとお教室の活気が伝わってきます。)
 このたびのオーダーは、パン教室の生徒様の作業スペースを広くするために、昨年お納めしたダイニングテーブル兼パン教室作業台に合わせた小テーブルの製作を賜りました。
配達設置作業
 配達先のぷれっちぇる様にて、テーブルの設置作業をしました。
 これはお客様に頂いた画像です。我ら夫婦の珍しい共同作業場面です。
 
テーブル兼パン教室作業台 常に心配りをなさるお客様。
 素敵なティータイムのおもてなしを受けました。
 トレンドに詳しく、生活に素敵にさりげなく取り入れていらっしゃるので刺激を受けました。
また参考になる新しい情報をたくさんご紹介くださり、とても会話が弾み、楽しい楽しいひと時となりました。
 おいしいグレープフルーツ入り緑茶、早速入手してみようかと思います。
 
 ご馳走さまでした。
 また当初の予定よりも長居をしてしまい、ご迷惑をおかけいたしました。

2009年3月19日

工房では ーダイニングテーブル天板ー

 ウグイスやコジュケイの鳴声を耳にするようになり、"春うらら"を感じています。
春霞で、南アルプスもよく見えず、遠く八ヶ岳が薄らぼんやりと眺めることができます。
 
イス組み作業さて工房では、昨日ダイニングチェアの組み作業を終えました。

今日は天板の加工をしています。
お客様がお持ちのブビンガの天板をお預かりし、
それに脚をつけるための加工をしています。
テーブル天板加工
 治具(型紙のようなもの)を用いて、ルーターで作業をしている姿を撮りました。
 
さて、ブビンガ材はアフリカ産の木で、活木工舎で扱う堅木といわれる樹種の中でも、特に堅く重いのが特徴。いろいろ扱いに苦慮しながら製作を進めることが多いようです。

 

2009年3月 3日

工房では ーメープルの小テーブル その後

 先日製作中だったメープル材の小テーブルは、塗装工程に入りました。

 サイクルとしては塗装乾燥期間中に、他の案件の製作に取り掛かり始めることになります。
  さて、先日の作業場面から。メープルのテーブルの脚です。
お客様のご要望でテーブル下に棚板を設けるデザインです。
メープルテーブル脚  天板の鉋ガケをする直前、鉋の刃の手入れをしました。(砥ぎの場面を撮影したものの、ブレブレで使える画像が1枚もありませんでした。あしからず)
 
刃を鉋台に収める  鉋ガケをします。ハラリと屑が。かつお節だったらどんなに美味しそうなことでしょう。
天板鉋がけ カンナ屑
棚板のサンディングをして仕上げます。
工具サンダーを使って、最後はサンディングペーバーで手仕上げ。
テーブル天板下の棚板サンディング
このあと塗装後は、お客様先に配達して、現場で組み立ててテーブルとして設置します。

2009年2月25日

ただいま工房では メープルのテーブル製作中

 今週は青空が恋しくなりますね。
 花粉症の私は小休憩といった様子で、症状が緩和されホッとしています。
 
 今週は撮影日和に恵まれず、新作の一輪挿しも商品撮影ができずにくすぶっています。
 楽しみにしてくださっているお客様もいらっしゃるかと思うと心苦しいところです。
 
 さて家具工房では、木を活かす職人は先週土曜日から承ったオーダー製作のメープルの小テーブルの製作作業に入りました。
 
 天板の木作りをし、接ぎ加工まで進みました。
09223天板木作り 090224メープル天板接ぎ

 ソリ止めの準備
090224ソリ止めそして脚の準備。今日午前はホゾ加工をしています。
090225脚ホゾ加工昇降盤
昇降盤で加工した後は、ノミと玄翁を手に"トントン、トツトツトン、バリッバリ""グッグッ"と賑やかな軽快な音です。
090225脚ホゾ ノミ作業