心に宿るねむの木
ねむの木を私は5年前に当地に住むようになってから、初めて見ました。
一番最初に気がついたのは夏7月の開花時期。
バス通りに出る道の角左手前の耕作放棄された畑に、"そのねむの木"はありました。

実は隣家にも植栽されているのですが、日常生活で保育園の送迎や買い物で横を通る際に意識するのは"そのねむの木"でした。
たまたまある1冊の絵本いわむらかずお作・絵『14ひきのこもりうた
』との出会いを機に、毎日そのねむの木を頭に描くようになりました。
結局14ひきのこもりうた [DVD]
を購入し、子守唄が挿入歌として流れる部分を何回もリピートしながら入眠する日々が続きました。
絵本の巻末に譜が収録されているので、弾き語りで歌ってあげると私の歌を許容するようになり、2歳を過ぎて徐々に私の歌で受け入れてくれるようになりました。
今年3歳の春の終わりに「ねむの木って何?」と改めて質問する息子に"そのねむの木"の存在を伝え、夏の花の咲いた時期は毎日保育園までの往復に愛でて「おはよう」と声をかけるようになりました。
子守唄は現在も続き、毎晩毎晩彼が眠りにつくまで歌うのですが、とうとう一昨日を機に歌えなくなってしまいました。
先日の日曜日に父とドライブをした息子が、就寝時に「♪ねむねむ...♪」と歌い始めた私を制して教えてくれました。
「お母さん、ねむの木なくなちゃったんだよぉ。全部木が切られちゃって何もなくなっちゃった。」
深いため息と共に、哀しそうな声音で。
ここ1週間程、保育園の送迎で車を運転すると、毎度農道の狭い道をダンプトラックとどうにか擦れ違うことにストレスを感じ、別ルートで移動していた私は全然知らずにいたのです。
昔は桑畑だった気配が残る敷地の隅に生えていた"そのねむの木"。
道を挟んで向かい側の小川が流れる土手沿いから、トラツグミのような野鳥が飛び交っていた姿を見、雉などの野鳥も潜んでいる気配があった場所ですが、全て伐採されていました。
事情はわかりませんが、おそらく、耕作放棄地の活性化の流れを受けて人の手が加わったのだと思います。
ブッシュ状態にまで荒れた場所が再度農耕地として蘇ること。
そのことを息子に時間をかけて伝えていかねばならないのですが、心の拠り所の"そのねむの木"の代わりは見つかりそうもありません。
息子の心にいつも"そのねむの木"はそこに在る。
一番最初に気がついたのは夏7月の開花時期。
バス通りに出る道の角左手前の耕作放棄された畑に、"そのねむの木"はありました。

たまたまある1冊の絵本いわむらかずお作・絵『14ひきのこもりうた
それは歌詞が「♪ねむねむ、ねむの木、葉を閉じて..♪.」(「14匹のこもりうた」より抜粋)と始まる歌。ちょうどそれは息子が1歳を過ぎたころに絵本『14匹のこもりうた』(作・絵いわむらかずお)のビデオを市内図書館で借りたら、テーマソングの作者が作詞された『こもりうた』を息子が気に入って、子守唄として入眠時に要求するようになり、私が歌っても駄目。
結局14ひきのこもりうた [DVD]
絵本の巻末に譜が収録されているので、弾き語りで歌ってあげると私の歌を許容するようになり、2歳を過ぎて徐々に私の歌で受け入れてくれるようになりました。
今年3歳の春の終わりに「ねむの木って何?」と改めて質問する息子に"そのねむの木"の存在を伝え、夏の花の咲いた時期は毎日保育園までの往復に愛でて「おはよう」と声をかけるようになりました。
子守唄は現在も続き、毎晩毎晩彼が眠りにつくまで歌うのですが、とうとう一昨日を機に歌えなくなってしまいました。
先日の日曜日に父とドライブをした息子が、就寝時に「♪ねむねむ...♪」と歌い始めた私を制して教えてくれました。
「お母さん、ねむの木なくなちゃったんだよぉ。全部木が切られちゃって何もなくなっちゃった。」
深いため息と共に、哀しそうな声音で。
ここ1週間程、保育園の送迎で車を運転すると、毎度農道の狭い道をダンプトラックとどうにか擦れ違うことにストレスを感じ、別ルートで移動していた私は全然知らずにいたのです。
昔は桑畑だった気配が残る敷地の隅に生えていた"そのねむの木"。
道を挟んで向かい側の小川が流れる土手沿いから、トラツグミのような野鳥が飛び交っていた姿を見、雉などの野鳥も潜んでいる気配があった場所ですが、全て伐採されていました。
事情はわかりませんが、おそらく、耕作放棄地の活性化の流れを受けて人の手が加わったのだと思います。
ブッシュ状態にまで荒れた場所が再度農耕地として蘇ること。
そのことを息子に時間をかけて伝えていかねばならないのですが、心の拠り所の"そのねむの木"の代わりは見つかりそうもありません。
息子の心にいつも"そのねむの木"はそこに在る。




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