2008年11月29日

絵本紹介『あいうえおの き』

久しぶりに絵本紹介です。
『あいうえおの き』ーちからを あわせた もじたちの はなしー
(レオ=レニ 訳:谷川俊太郎 出版:好学社 第8刷1987年12月4日)
あいうえお のき
 タイトルで絵本の内容が想像していたら...。
きっと簡単にその期待を素敵な意味で!裏切られる絵本です。

 これは図書館の絵本専用書架の片隅で出会った絵本です。
あらすじは
文字たちがお気に入りの葉から葉へととびうつりながら、木々いっぱいにひなたぼっこをしている樹。
それがあいうえお の木。
ある日そよ風が嵐に変わり、いくつかの文字が吹き飛ばされたことがきっかけで
残った文字達は臆病になってしまい、かつてのように葉っぱの上で過ごすことをしなくなります。
 文字達が寄り添っている姿を見て、ある虫たちが単語を作ること、文章を作ることを教えてくれます。
 ここには文字と文字がつながって、言葉になって強さを得ていく姿が描かれています。
 地球平和を願い戦争はたくさんという言葉となって政治家の元へ出かけていきます。

未だに戦争とは無縁ではいられない時代。
"一人ひとりの力は小さくても、力を合わせれば勇気を持って行動することができる"
平明な表現で協調することの良い面を子ども達や大人に諭してくれる絵本です。
葉のスタンプが印象深いやさしい色調の絵です。

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