2008年11月18日

公孫樹の木を製材

 生誕樹や思い出のある木や花などありますか?

 先日お客様から、公孫樹の丸太をお預かりしました。
 その木はお客様が生まれた時に、ご両親が生誕樹としてご自宅の庭に植えられたものだそうです。
公孫樹丸太
 思い出のあるそのイチョウの木を活かした小物の木工品製作をご希望なさり、ご縁あって弊舎を訊ねてくださいました。
 
 今日は、お客様からお預かりしている公孫樹の丸太を製材しました。
木を活かす職人もこれまでにもなく慎重になって作業に取り掛かりました。
 
製材作業 製材

 後日お客様にご確認していただいた後、天然乾燥に入ります。
公孫樹木口
 約3年後に乾燥した材で、お客様のご希望の木工製品に。
保管中には虫が入ったり割れが生じる可能性があります。
この材の状態が3年後にはどうなるのかお客様にも私達にとっても未知数です。
 
製材後の公孫樹1 思い出が詰まった"木"。
 今日はその"木"が製材されていく姿をカメラを抱えながら見ていて、ジーンとこみ上げてくるものがありました。
「木はなんにもいわないの」とある絵本に登場するフレーズを思い出しながら。
公孫樹製材後2
 オーダー家具工房は個々のお客様のご要望にあわせて製作をします。
お客様の想いを世界でたった一つの有形のものにする仕事に携われることに幸せを感じます。
 
通常、製材済みの充分乾燥された材を仕入れて、それを使用して家具製作をしている弊舎。
とういうことで、今回の案件は特別なものとなります。

コメント

こんばんわっ。。ご無沙汰でした。。
店番中のコメントです。。

3年後に・・・作品が仕上がるのですね。。
お客様の想いがたっぷりこもったこの木に
今度は、職人さんがお客様への想いを
たっぷりこめて・・・作られるのですねっ。。
すばらしいお仕事です。。
楽しみですねっ♪♪

こんばんは。

これはすばらしい仕事ですね。
3年かけての制作、熱がはいりますね。
どんな家具になるのでしょうか、3年後のブログもまた楽しみです。

⇒narumi様
こんばんは。お仕事お疲れ様です。
>お客様の想いがたっぷりこもったこの木に今度は、職人さんがお客様への想いをたっぷりこめて・・・作られるのですねっ。
はい。ご要望をお伺いした後、お客様がいきさつをお話しくださってウルッとしてしまいました。
 立樹として過ごした時間とこれから木工製品に生まれ変わる時間、じっくり取り組みたいお仕事です。
当ブログがきっかけで弊舎にご依頼頂いた案件。
日々の情報発信から、お客様と出会う不思議なご縁を感じています。

⇒うめちゃんへ
こんばんは。
>これはすばらしい仕事ですね。3年かけての制作、熱がはいりますね。
はい。ジーンとくるお仕事です。
ご家族との思い出を偲ぶ大切な樹をお預かりして、時間をかけて木工品に姿を変える。
作り手としてもご要望に可能な限りお応えしたい気持ちでいっぱいです。
>どんな家具になるのでしょうか
まず”まな板”そしてあとは木皿などの小物というお話しを承っています。
具体的には天然乾燥後につめることになります。
私も形になる3年後が楽しみです。

何と生誕木なのですか。
お客様と同じ年数育った木を加工し製品に
仕上げるのは、やりがいがあるとともに、
失敗の許されないプレッシャーがありますね。

そしてまだ3年も乾燥期間が必要なのですか。
木が、いえ、気が遠くなる様な作業なのですね。

⇒豆蔵様
いつもコメントを頂きましてありがとうございます。
>失敗の許されないプレッシャーがありますね。
そうですね。普段はしない製材をすることに気合が入っていました。
>そしてまだ3年も乾燥期間が必要なのですか。
人工乾燥にすれば短くはなるのですが、今回は天然乾燥なのでその位の時間を要します。
>木が、いえ、気が遠くなる様な作業なのですね。
そうですね。
木自体が長い年月を経て大きく成長し、材として使えるようになるまで時間が経過しているものなので、製作者にとっては違和感はないようです。
そのことをお客様が理解してくださっているので、やりがいのある仕事となります。
プライスレスな思い出を形にするお仕事を頂けて、今から3年後が楽しみです。

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