2008年11月29日

シール遊び

 我が家の家具の大半は木を活かす職人の製作物。
 弊舎工房見学の折にはお客様に活木工舎製品展示品や商品をはじめ、私達が使用中の家具の一部もあわせてご覧いただくことができます。

 小さい子どもがいる我が家では、懸念しているのは子どものシール遊びや落書きです。
 特に家中の家具にシールを貼られたら...。
 と心配しながらも床以外は今のところ被害はなく済んでいる我が家。
 特に「家具類に貼ってはいけない」と注意したことはないのですが、わかってくれているのか。

 最近まではシールは不要な手帳や画用紙などに貼って楽しんでいました。
 (モンテッソーリの本を参考にシール貼りのお仕事も用意したこともありますが、ここ最近はプラレールとレゴに夢中なので、モンテッソーリ的教材への関心が薄くて現在はお休み中です。
 先日保育園にお迎えの時に、時間外保育に使用されている年少クラスの教室にモンテッソーリ的なシールで描いた線画が展示してありました。 ということでいろいろな教育手法を導入しながら幼児の造形教育をしてくださっているのだと思った次第です。)

 一度貼ってしまえば終わってしまう紙よりも、楽しい遊びを見つけたようです。
現在はシールブックに貼ったシールをはがして手の甲と平に貼り直しをするのがマイブームなようです。
 手に一時的に移動して、またシールブックに貼りなおしの繰り返し。
 静かに黙々と作業をしていた姿を初めて見た時は一瞬ギョッとしましたが、彼はとても楽しい様子。
徐々に粘着力が落ちているのですが、それも経験して知ることかと見守っています。
シール遊び1
 昨日は、本人自らのリクエストがあり、写真を撮って欲しいといわれたのでハイッ!
得意げな表情をしていました。
シール遊び2
 十数年程前に姪がくれたシールブック。
 まさか息子が愛用することになるとは思いもしませんでした。

 ーただいま活木工舎の工房ではー
ベビーサークル製品の在庫補充分を製作中です。

 

絵本紹介『あいうえおの き』

久しぶりに絵本紹介です。
『あいうえおの き』ーちからを あわせた もじたちの はなしー
(レオ=レニ 訳:谷川俊太郎 出版:好学社 第8刷1987年12月4日)
あいうえお のき
 タイトルで絵本の内容が想像していたら...。
きっと簡単にその期待を素敵な意味で!裏切られる絵本です。

 これは図書館の絵本専用書架の片隅で出会った絵本です。
あらすじは
文字たちがお気に入りの葉から葉へととびうつりながら、木々いっぱいにひなたぼっこをしている樹。
それがあいうえお の木。
ある日そよ風が嵐に変わり、いくつかの文字が吹き飛ばされたことがきっかけで
残った文字達は臆病になってしまい、かつてのように葉っぱの上で過ごすことをしなくなります。
 文字達が寄り添っている姿を見て、ある虫たちが単語を作ること、文章を作ることを教えてくれます。
 ここには文字と文字がつながって、言葉になって強さを得ていく姿が描かれています。
 地球平和を願い戦争はたくさんという言葉となって政治家の元へ出かけていきます。

未だに戦争とは無縁ではいられない時代。
"一人ひとりの力は小さくても、力を合わせれば勇気を持って行動することができる"
平明な表現で協調することの良い面を子ども達や大人に諭してくれる絵本です。
葉のスタンプが印象深いやさしい色調の絵です。

2008年11月25日

モダン仏壇納品

 三連休に東京までお誂えのモダン仏壇の納品・配達(設置作業含む)に行ってきました。

9月の初回打ち合わせから始まり、この納品の日まで、長くお待ち頂きました。
S様お仏壇完成品・設置
 こちらが完成品です。

 ご自宅の改築に伴い、施主様のご要望で以前よりご愛用になっていたお仏壇の欄間と扉の組子細工を活かしたものでご新調ということでした。
施主様お預かり組子細工画像上:お預かりした扉部分です。
これらを活かして
オーダーのお仏壇開帳 このようにリメイクしました。
モダン仏壇欄間
 木を活かす職人にとって、初めてのお仏壇製作となり多くの"気付き"があり勉強になったようです。

  中でお過ごしになる仏様も生前ご愛用になられていたお仏壇から、欄間と扉の組子細工をリメイクして作ったモダン仏壇。
 施主様のお話しを伺い、その思いを形にできたことに安堵して帰路に着きました。

 本製作品は、製作場面をブログ"お誂えの家具"楢のモダン仏壇製作場面に連載しました。
ご興味がございましたら、ご高覧頂けると幸いです。

2008年11月22日

今冬の山並み

 今週半ばより、寒さが厳しさを増しています。
 当地では積雪はなかったものの北杜市に隣接している長野県富士見の方では雪が降ったようです。

 ということで工房の2階から眺める雪化粧をした八ヶ岳。
081122朝八ヶ岳を眺望する

そして、南アルプス。
081122朝撮影南アルプス1
081122南アルプス2 星空がとってもきれいな時節となりました。
天の川もよく見えます。

2008年11月18日

公孫樹の木を製材

 生誕樹や思い出のある木や花などありますか?

 先日お客様から、公孫樹の丸太をお預かりしました。
 その木はお客様が生まれた時に、ご両親が生誕樹としてご自宅の庭に植えられたものだそうです。
公孫樹丸太
 思い出のあるそのイチョウの木を活かした小物の木工品製作をご希望なさり、ご縁あって弊舎を訊ねてくださいました。
 
 今日は、お客様からお預かりしている公孫樹の丸太を製材しました。
木を活かす職人もこれまでにもなく慎重になって作業に取り掛かりました。
 
製材作業 製材

 後日お客様にご確認していただいた後、天然乾燥に入ります。
公孫樹木口
 約3年後に乾燥した材で、お客様のご希望の木工製品に。
保管中には虫が入ったり割れが生じる可能性があります。
この材の状態が3年後にはどうなるのかお客様にも私達にとっても未知数です。
 
製材後の公孫樹1 思い出が詰まった"木"。
 今日はその"木"が製材されていく姿をカメラを抱えながら見ていて、ジーンとこみ上げてくるものがありました。
「木はなんにもいわないの」とある絵本に登場するフレーズを思い出しながら。
公孫樹製材後2
 オーダー家具工房は個々のお客様のご要望にあわせて製作をします。
お客様の想いを世界でたった一つの有形のものにする仕事に携われることに幸せを感じます。
 
通常、製材済みの充分乾燥された材を仕入れて、それを使用して家具製作をしている弊舎。
とういうことで、今回の案件は特別なものとなります。

2008年11月17日

インテリア総合見本市

 いよいよ今週の11月19日~22日まで東京ビッグサイト東1・2・3ホールにてIFFT interior lifestyle living ライフスタイルを提案するインテリア総合見本市(主催:社団法人国際家具産業振興会 メサゴ・メッセフランクフルト株式会社)が開催されます。
インテリア見本市IFFTinteriorlifestyle living招待状
 この見本市は、昨年までのIFFT(国際家具見本市)と毎年6月開催のinterior lifestyleが融合した
新たな総合見本市 として『トータルなライフスタイル提案』のために、スタートするものだそうです。
 
 わたしたちの住空間を彩るインテリア・照明・テキスタイル・テーブルウェア・デザイン雑貨などを中心に最新のプロダクトが集結する、新しいインテリア関連総合見本市です。最旬のライフスタイル提案を、会場で体感してください。(見本市パンフレットより抜粋)

ということで、最先端の動向を体感しに出かけてきます。

 今回は先週受講したデザインセミナーの講師の名児耶 秀美氏が代表のアシュコンセプト社が出展されているので、まさに私にとってタイムリー。
 講義中に紹介された氏の会社の商品や見本市出展の模様を実際に見ることができます。
 
 残念ながら木を活かす職人は、お客様から頂いている案件があり見本市には行けず。
私が代わりに行くことになりました。創り手の発信する提案を二つの視点(生活者として、商品企画として)で刺激を受けてくることにします。
 時間の限り見て回りたいので、きっと実家には寄れずかな。

2008年11月15日

ワークショップ開催のご案内ー『音を描く』

 私の学生時代からの友人が『音を描く』というタイトルでワークショップを開催します。
 音を楽しみながら、そこから沸き起こるイマジネーションを拡げて参加者と一緒に表現してみませんか?
 ご興味がございましたら、この機会にご是非お一人で、あるいは親子でご参加ください。
 ワークショップについての詳細は以下の通りとなります。
(友人のブログ(アートの力で人と人をつなげます)より抜粋)
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ワークショップ開催のご案内『音を描く』

何するの?

→「街のさかな」という曲のイメージから浮かんだ色や形を、こちらで用意した色とりどりな用紙から切り絵の手法で、各自(またはグループ)が絵や模様をつくっていきます。
「絵なんて描けないよ!」の人も大丈夫。切り絵って別モノ。
たとえば、曲のイメージに真っ赤な丸が浮かんだら、赤色の紙をハサミで切ったり、手でちぎったり。誰でもできるんです。

参加者それぞれのイメージは、きっと多種多彩!
最後はみんなの作品を集めて、ライブ演奏する楽団の周りに配して、音と造形の組み合わせを楽しみます。
はたして音が見えてくるかな??
わたしも楽しみです!!!

日時:    平成20年11月24日(祝)午後2時30分~5時(受付開始2時20分)

場所:    目黒区中根住区センター内 レクリエーションホール
        (東急東横線・都立大駅下車徒歩約8分)

参加材料費: ひとり800円(当日に受付します。親子参加の場合、一組800円です。)

申込方法:  メールアドレスknot2knot@live.jpに、
         参加する人の名まえ、年令、連絡先電話番号かメールアドレスを記入し、
         11月20日までに送信下さい。

<注意>    制作活動にはのりとはさみを使用します。
         (こちらで用意しますので、持参は不要です)
         手や衣服が多少汚れる可能性がありますことご了承下さい。
         幼児も参加できますが、その際は必ず保護者の方がご同伴ください。

2008年11月14日

デザイン特別セミナー受講

 "木を活かす職人"はオーダー品製作の完成予定日が迫り多忙につき、私が勉強の為にセミナーを受講してきました。

 参加したセミナーは、
デザインセミナー案内
山梨県工業技術センター主催のやまなしデザインコンペティション2008デザイン特別セミナー 『人の心を魅了するデザインー五感へのこだわりが日本のデザインを創るー』 名児耶 秀美氏(アシュコンセプト代表)

 創り手と使用者である生活者の視点に立ったモノづくりについて、デザインについて2時間半、いろいろ面白いお話を聴く事ができました。
 今後21世紀におけるあたらしい形の工業製品、そのデザインは特にMade in Japan であることを意識し、日本型モノづくりに自信を持って楽しんで取り組んでいって欲しいというメッセージが伝わってくる内容でした。

 活木工舎のモノづくり。21世紀の現在、お客様のご要望にどうお応えできるのか、またどういったオリジナルのモノを創りだしたりできるのか、いろいろ考えていく指針となりそうなポイントやヒントを頂けた貴重な時間を過ごすことができました。

2008年11月13日

檸檬

 さて木を活かす職人は現在オーダー品製作をしております。
製作場面をブログ「お誂えの家具」より、お届けしております。
 よろしければご覧ください。

 レモンというと輸入ものが多く売られていますよね。
 でも、お菓子を作ろうとして料理本のレシピを開くと"国産レモン"の指定を目にすることが多々あります。レモンの皮を入れたマドレーヌやシフォンケーキ、レモンと蜂蜜煮など皮を使って調理する場合。
 やはり発ガン性のある「ポストハーベスト農薬」が気になりますよね。

 となると国産を選択することになる。
 まして"無農薬国産レモン"という選択肢はスーパー店頭や生協カタログでは有り得ない。
レモン
 先日、宮崎のコンフィチュールの製造販売をなさっているジャム工房かもめのヨーコさんから、贈答用お取り寄せをした際に、ご自宅で栽培の無農薬のレモンを頂きました。
 頂いた当初は青くて、黄色くなっていくからとアドバイスを頂いたように室内保管をしていました。
 このたびようやく黄色になりました。
 ちなみに大きさは私が生協で購入した国産レモンの2.5倍。
こんなに立派な国産レモンは手にしたことがありません。
ということで、手中に!
レモンを手に
 レモンというと、私は梶井基次郎の「檸檬」そしてJR御茶ノ水駅付近の"画翠檸檬"が思い浮かびます。
 梶井基次郎の「檸檬」は国語の教科書で読む以前に、兄が購入した文庫本を先に手にしていたことや兄に教わって"画翠檸檬"の存在を知り、高校の頃美術部に入部していた私は、駿台予備校の夏期・冬季講習に通っている時にちょくちょく店に入っては、練り消しやら油絵具を買い求めたりした思い出があります。(さすがにカフェには入る勇気はありませんでしたが。)
 背伸びしたい年頃に、兄の影響って大きかったです。

 さて頂いたレモンをどうしようかとあれこれと思い馳せていますが、思い浮かぶのは思い出ばかり。
不思議です。檸檬。

 無塩バターも手に入らないのでマドレーヌは作れないし、レモンピールで冷凍保存して、果汁はレモンスカッッシュもいいかもしれないなどアレコレと。
 何はともあれこの安心食材を我が家の2歳児のレモンとの出会いにしたいと思います。
香り・皮・果肉・果汁を体験してもらって"レモン"という果実を認識してもらうことにします。
 ちなみにヨーコさんは、ご自宅で栽培のレモンも使ってコンフィチュール商品をお作りになっています。ジャムとも微妙に異なるコンフィチュール。おいしいです。

2008年11月12日

上野にて開催の展覧会

 先週所用があり東京へ。
 ちょうどブログを通じて交流しているあらんだまさんが宮崎から出張中で、お会いすることができました。
 
 待ち合わせの時間まで、当初六本木でピカソ展と予定を立てていたのですが、待ち合わせ場所を臨機応変にと携帯メールで連絡をとりあっているうちに、ご一緒に上野でフェルメール展とハンマースホイ展を梯子で鑑賞することになりました。

 以前、初対面でお会いした際には温泉で長湯を共にし、再会した今回は美術展を一緒に梯子。
 昼食を摂る時間も惜しんで絵画鑑賞をしました。
二人で席についてゆっくりお話をする段になった時は、私の帰路の高速バスの時間が迫っていてわずか30分弱。慌しい中でも、お会いできて楽しかったです。
081106Vermeer
 さてさて今回二つの展覧会の混雑状況の差に唖然。
平日にも関わらずフェルメール展は入場まで40分待ち。中に入っても作品のサイズが小さくて鑑賞者の頭で見えない。近づけないし、近づいても邪魔になっていることを自覚しているので、ゆっくりみることができないのです。展覧会は学芸員が企画して展示順など配慮されたもの。
混雑で個々の作品にそれぞれ人が群がると全体の空気感なども味わうこともできない。
 解説を丁寧に読み本作品を見る流れで鑑賞しました。
 ただ残念なことに解説用ボードにトリミングされた絵のプリントの方が大きく、色も異なるため何だか変な先入観を抱いてしまい純粋にフェルメールを鑑賞できたとは言い難い状況に陥ってしまいました。
 あまりフェルメール本作品に触れたことがない私にもかかわらず、印刷物から受けたイメージが頭にあった影響で、実物を目の前にしてフェルメールのことを知らない自分にショックを受けました。
多分出直して鑑賞しないと、フェルメール作品に対する私の中での印象が整理できそうもないです。
081106VHammerいっぽうウィルヘルム ハンマースホイ展は収穫でした。
展示場内は空いていて、ゆっくり鑑賞できました。
 展示作品同士を比較するスペースもありましたし、場内の展示物がかもしだす空間テイスト。
 そして個々の作品を楽しめました。
 静寂という言葉、墨絵的色彩にとても日本人には受け入れやすい印象も受けました。
自分にとって未知の画家の作品と出会うのは、ワクワクします。
 たぶん晩秋という時節も影響しているのか、遥か110年ほど前のデンマークで活躍していた画家。
約4年前旅先のコペンハーゲンで感じた、デンマーク人の有彩色の色遣いの感性とは異なる色数の少ない世界観で描かれた絵画に、意外性を感じました。
 でもこれは北欧に対するステレオタイプになっていること、自省せねば。

 とても好きな絵が絵葉書にプリントされておらず、残念でした。ちょうど全3回にわたって日経本紙で展示評が掲載されていたので、再度楽しむことができます。
 
 本物に触れないとわからないこと、自分と作品が対話することで気付くこと。
文化、芸術は表現されたものだからこそ、作品に触れて作者の表現したかったことなど思いを馳せる楽しみ、そして永く人々を魅了している何かを感じることができました。

2008年11月11日

センスオブワンダー

 レイチェル・カールソン:著 上遠恵子:訳の『センスオブワンダー』という本をご存知ですか?

 私はこの本の存在を知らずにいました。今年の7月までは。
あるブログがきっかけとなり、ブログから更に次のブログへと貼られたリンクを辿ったら「我が子にセンスオブワンダーを授けたい」とお考えになっているママさんの育児ブログに出会いました。
 彼女の育児観に共感し、そこで本の存在を知り共感しました。
 そして実際にオフの場で会い、交流が始まりました。

 自然と触れてそれを享受する感性。
改めて文章で読むと"私が子供の頃から日々感じていること"であり、ありのままに楽しんでいることだったりしていて、その感性を育んでくれた、機会を与えてくれた両親や祖父母に感謝しています。
 
そして今、私が子供にその感性を育む立場になっている。
自然環境に恵まれた当地で自然体に過ごせば、芽生えてくる感性だと思って過ごしています。
 都会から来たからこそ感じる自然への憧憬が、息子に影響しているかもしれませんが。
 
 先週の金曜日に清里のキープ協会の聖ヨハネ保育園50周年事業の子育てトークにてセンスオブワンダーの翻訳者である上遠恵子氏の講演がありました。 
 その席上で来場者の質問を受けた際のお話に「あの木は●●。この木は○○。」「それではこの木は何だ?」と親子で森を散策した父親の言動の例がありました。
 現代は知識偏重な時代となってしまい、都会では本当の森に触れていないけれど知識だけはある子供が大勢いるそうです。
 せっかく自然に触れ合う場所にいても、これでは子供には苦痛になってしまう。というような話しでした。
 そういう親子もいるのかなぁ。
 
 我が家では自然体。これ面白いね!と話しかけても本人が他のことに気をとられたらそちらを尊重する。あとは見守るだけ。少しだけの放任。
 この週末に初めてお友達の小淵沢の別荘にお泊りをして、一緒に散策をした私達。
息子は樹皮と出会い、まるでパズルのように考えたのか元に戻そうと試みていました。
081108樹皮を発見 拾いあげる 私は彼が拾ったものの元の位置は教えず、ひたすら黙ってファインダー越しに見守っていました。
樹皮だと解っているのか、いないのか剥がれた幹に載せようと何度も挑戦。
081108樹皮を樹皮をわからずにも元に戻そうと試みる
思いつく場所に置こうとするが、うまくいかず考える。何を考えているのでしょうか? 081108樹皮を手に考えるお友達は「上から落ちてきたのかなぁ」と。 (もしかしたら落ち葉から連想かな?)
 答えは友人も私も云わない。お互いに見守る育児。センスオブワンダーを大事に育みたいから。
 
居場所を見つけてあげることで、生き生きとする息子。
その感性を共感できるお友達に出会え、とてもはしゃぐ息子の表情に安堵する私でした。
 森や林を歩こう!

彼女のブログに出会い、森のようちえんに参加して、私の育児に対する意識に変化が生じたのです。母親として主体的に考えていることの裏づけや自信につながるエッセンスをたくさん得ることができた。そしてそれらは私達夫婦の共通の価値観であることも再確認。
 人との出会いに感謝する日々です。

2008年11月 8日

八ヶ岳広域農道 小淵沢からの帰路

 今日は小淵沢からの帰りに紅葉が見頃となった明野のある場所を通りました。 多摩トンネルの出て(高根方面より) 先日練習がてら道を覚えるために、明野から須玉・高根・小淵沢方面に通じた多麻トンネル経由の八ヶ岳広域農道をドライブしましたが、本日昼に小淵沢からの帰路で利用してみました。
穂坂路紅葉20081108-1  実は先日のドライブの折、この地点の紅葉が気になっていたので今日は降車して撮りました。
穂坂路紅葉20081108-2
 
場所は、明野からの茅ケ岳広域農道と県道23号線が合流する穂坂路が増富ラジウムラインと合流する橋付近。
穂坂路紅葉20081108-3
案内板(明野方面から)
穂坂路の橋付近案内
案内板(高根・須玉方面から)

橋付近

2008年11月 5日

八ヶ岳広域農道 明野から

 先日明野から、清里方面へ向かうあたらしい道(多麻トンネル開通)ができたので、ドライブがてら走りました。
 往復で40分弱の旅でしたが、紅葉や未踏のエリアに巨樹のあるお寺があったりと楽しかったです。
  ルートは県立フラワーセンター・ハイジの村が面している茅ケ岳増富広域農道を増富方面に走ると穂坂路と合流します。
茅ケ岳増富広域農道
更にそのまま直進して橋を渡り増富ラジウムラインを左折します。
八ヶ岳広域農道方面
この看板が見えたら右折し、
多摩トンネル入口
多麻トンネルを通り八ヶ岳広域農道に向かって走ります。
遠照寺赤松遠照寺途中に赤松の巨樹がある遠照寺があります。
そのまま道なりに進めると国道141号線の高根町の箕輪交差点へ出ます。
 そうすると八ヶ岳レインボーラインへ。
 この日は、木を活かす職人は仕事を控えていたので、国道141号線へ出てUターンしました。
距離的には、今まで使っているルートと変わらないけれど、信号や他の車の走行がフラストレーションとならずに済む点が評価できる感じでした。
 私が今週末に清里・小淵沢方面へ外出する予定を控えているので、その予習を兼ねていました。
 増富温泉へ向かう道沿いの渓流が紅葉とあいまって雰囲気が良かったので、時間があったら寄りたいと思っています。

大きな地図で見る

2008年11月 4日

散歩

 連休はいかがお過ごしになられましたか?

 木を活かす職人は、コーサク村の仕事で"蕎麦の実の脱穀と選穀"をしてきました。
あとの二日間は工房でオーダー品の製作をしていました。
散歩2 私はこの連休に立てた目標として、息子との近所散策。
 約1.5kmほどの距離を1時間~1時間半かけて、散策することにしました。
 ゆっくり歩けば急勾配の道を健脚の持ち主らしき2歳児でも完歩できました。

 持ち物はカメラと水筒。
散歩
 車で走行すると気になる景色。
歩くことでその景色を確認し、遠景でみえるその場所まで行ってみました。
南アルプスを臨む
 遠景で見えた紅葉していた場所も、近くでみると印象が異なります。
そしてホンの少し眺望する地点が異なるだけで、南アルプスが違って見えました。
 
 景色を楽しみ、カメラで撮る母の真似をしたい2歳児。
「お母さん!ちょっと待ってて。カメラ撮るのに良い場所探すから~」と。
 彼のアイカメラで何が撮れたのかな。

 昨日は曇天でしたので、太陽を撮る事ができました。
曇天の太陽と南アルプス
オーダー家具工房の活木工舎

2008年11月 2日

絵本紹介『いすがにげた』

『いすがにげた』(森山 京:作 スズキコージ:絵 ポプラ社:出版 2005年8月初版)

おそらくアクリル絵具ガッシュで描かれた賑やかな色彩の挿絵。
絵を見ているだけで、独特の世界へ。
活木工舎オリジナル
 ある椅子と長い時を過ごしてきたおばあさん。
椅子が彼女の生涯にとってどんな存在だったのかが描かれています。
 椅子に限らず、長く生活空間で使用していきた家具は、その使い手である持ち主と共に時を重ねていきます。
 きっとこれは家具に限らず、貴方の大事にして愛用してきたもの全てに共通する気持ちではないでしょうか?

 "あって当たり前に感じていた存在が、ある日姿を消していた"
きっと、一所懸命になって探すのでしょうね。
この絵本のおばあさんと同じように。

さてあらすじは:
鷲鼻(イラストによる)のおばあさんの古いイスがある日なくなってしまいました。
イスが逃げ出した姿を目撃したことをノラネコに教えられ、イスを探しに出かけます。

探し始めて、やっと木のしげみにいたイスを見つけます。
おばあさんはイスにとびかかりますが、その瞬間にイスが跳ね上がり動き出しました。
しがみつくおばあさん。
 しかし、途中でイスは小川を渡りきれずに、脚が川底の泥にはまって動けなくなりました。
川底から引き抜くおばあさんは、草の上にひっくり返ってしまいます。
 するとイスもおばあさんの傍に横たわります。
 
 お婆さんの回想が始まります。
 子供たちが幼少だった頃に夫が作ったイス。
 そのイスと永い年月共に過ごしたことを。そしていつも座っていたこと。
 回想後に、イスを自由に解放させることにし、別れを告げます。
 逃げ出すイス。
 気持ちよく見送るおばあさん。帰宅すると何とイスは元の場所に戻っていました。


2008年11月 1日

ブックマッチ

 過日納品したお誂え品のメープルの収納ボックスの扉もそうでしたが、特に木目が綺麗な材を鏡板に用いることがある"ブックマッチ"。
メープル杢ブックマッチ鏡板
"ブックマッチ(book match)"とは、木材を半分に挽き割ると本を開いたように木目が左右対称となります。

 かなり厚みのある材を割ると、表側と内側の乾燥状態が異なるので木が反ってしまったり、割れてしまう可能性があるようです。
 ある一定の条件を満たす厚さ薄い材に限り、木を活かす職人は必要に応じて材を半分に割ります。

 昨日、現在作業中の案件で木工作機械のバンドソーで材を半分にする作業をしていたので撮影しました。
まずは半分に割る印をつけます。
バンドソーいざ!
バンドソー作業
バンドソー作業2 そのまま進めていきます。
 中学校で電動糸鋸の震動が抑えきれず、とても苦手だった私には想像できない作業。
かなりの震動があるはずですが、微塵も見せません。
半分にわりました!このように割った材を合わせてみると、ブックマッチ状態となります。
(*ちなみに、この材は必要があって割ったもので、ブックマッチとして利用するわけではありません。)