工房では 組子細工を切断加工
木を活かす職人は、悩み苦しんでいました。
オーダー頂いたお仏壇製作にあたり、お客様からお預かりした組子細工。
それをデザインに採りいれることをベースとしたお仏壇製作の為、その細工を切断しなければならない。
まず取り外すところから始まりました。
→ブログ"お誂えの家具"2008年10月24日にその作業模様掲載
そして丁寧に汚れを取り除く作業をしました。ちょうど息子の使い古しの幼児用歯ブラシが活躍。

薄い板で繊細に加工された細工ものに手を加えることは、とても大変集中力を要し、時にはナーバスにならざるを得ない作業のようでした。
今回は組子の意匠が切断してもバランスが崩れずに済むので、ホッとしている要素ではあるものの、この細工を壊さないようにカットするのは大変な様子。
頭の中で手道具を含め、何度もシュミレーションしているので、うっかり私が話しかけることは、彼の仕事の邪魔になります。傍にいてもハラハラ。
こんな時、もっと楽しく振る舞っていた方がムードメーカーになるのかもしれませんが、私も真面目な性格が災いで、一緒になって真剣に静かに時を過ごしてしまいました。
昨年2月末のブログ開設当初に、工房でカメラを構えるようになった私やカメラは、集中して木工の仕事をしている職人にとって、妨げとなるものでした。
徐々にカメラに慣れてきて、内心は抵抗があっても快く撮影させてくれる職人ではありますが、「ここ一番!」という難所を控えている作業は撮影拒否。
工房内に所用があっても「話しかけることはしないで欲しい」といわれるくらい、緊張感で張り詰めた時間を過ごしました。
ともかく無事に作業を終え、こんな感じに加工をすることができました。
オーダー頂いたお仏壇製作にあたり、お客様からお預かりした組子細工。それをデザインに採りいれることをベースとしたお仏壇製作の為、その細工を切断しなければならない。
まず取り外すところから始まりました。
→ブログ"お誂えの家具"2008年10月24日にその作業模様掲載
そして丁寧に汚れを取り除く作業をしました。ちょうど息子の使い古しの幼児用歯ブラシが活躍。

薄い板で繊細に加工された細工ものに手を加えることは、とても大変集中力を要し、時にはナーバスにならざるを得ない作業のようでした。
今回は組子の意匠が切断してもバランスが崩れずに済むので、ホッとしている要素ではあるものの、この細工を壊さないようにカットするのは大変な様子。
頭の中で手道具を含め、何度もシュミレーションしているので、うっかり私が話しかけることは、彼の仕事の邪魔になります。傍にいてもハラハラ。
こんな時、もっと楽しく振る舞っていた方がムードメーカーになるのかもしれませんが、私も真面目な性格が災いで、一緒になって真剣に静かに時を過ごしてしまいました。
昨年2月末のブログ開設当初に、工房でカメラを構えるようになった私やカメラは、集中して木工の仕事をしている職人にとって、妨げとなるものでした。徐々にカメラに慣れてきて、内心は抵抗があっても快く撮影させてくれる職人ではありますが、「ここ一番!」という難所を控えている作業は撮影拒否。
工房内に所用があっても「話しかけることはしないで欲しい」といわれるくらい、緊張感で張り詰めた時間を過ごしました。
ともかく無事に作業を終え、こんな感じに加工をすることができました。 無垢を使った手作りオーダー家具工房の活木工舎
ブログ"お誂えの家具"にて楢のモダン仏壇製作場面連載中




コメント
私のところでは、書院の組子を生かして!
との依頼で押入になってしまった
床の間に入れてみましたよ。
思い出の品は生かしてあげたいですよね。
Posted by のぶちゃん at 2008年10月28日 17:22
おはようございます
細かい作業ですね
お客様の願いと 職人さんの技のコラボですね
Posted by 色々物語 at 2008年10月29日 07:06
→のぶちゃん様
>書院の組子を生かして!との依頼で
施主様もご自宅改装で随所に”組子を活かす”ことを大工さんに希望されたそうです。
>思い出の品は生かしてあげたいですよね。
本当にそうです。
しかも過去に組子細工をされた職人さんの仕事も、こうやって遺せること嬉しいです。
Posted by ウッディ・マム
at 2008年10月29日 09:10
ご自分で一から手をかけるものと異なり、組子職人技への敬意やそれを大切にするオーナー様への思いが背景にあり、ものすごい緊張感ですね。
それが文章からも伝わってきて、読んでいてこちらまで少し息苦しくなったほどです。(笑)
こんな風にものや思いを引き継いでいくお仕事、ご本人も ウッディ・マムも誇り高いことでしょうね。
Posted by ムーンママ at 2008年10月29日 11:13
→色々物語さま
こんばんは。
>細かい作業ですね
ありがとうございます。
手ノコで切っても大事な断片がどこかに行ってしまうこともあり、苦労していたようです。
>お客様の願いと 職人さんの技のコラボですね
はい!まさにオーダー家具ならではの実現です。
施主様のご意向に応えることが使命なので。
Posted by ウッディ・マム
at 2008年10月29日 22:14
→ムーンママ様
ありがとうございます。
>ものすごい緊張感ですね。
いつもの”組み工程”をする時以外で、撮影禁止令がでたのは珍しいこと。
実は、呑気な私は配慮が足りない妻なので、傍で腫れ物に触る感じで過ごしました。
気持ちを同化させ、静かに見守るしかなかったです。
>読んでいてこちらまで少し息苦しくなったほどです。
いやいや申し訳ないです。
”産みの苦しみ”を抱える職人の姿を隠さずに伝えたくて。
施主様に余計な気を遣わせるとひっかかりながらも、書いてよかったと貴女のコメントで感じます。
>こんな風にものや思いを引き継いでいくお仕事、ご本人も ウッディ・マムも誇り高いことでしょうね。
ステキな表現をしてくれてありがとう!
確かに潜在的にそういう思いはあるはずです。
口下手で深い部分をなかなか語らない職人ですが。
施主様のさまざまな思いを全てwelcomeで対応するオーダー家具職人の技。
私的には”モノ作りを見守る生活”のために脱東京をした選択に自信を抱く場面ってところでしょうか。
Posted by ウッディ・マム
at 2008年10月29日 22:58
こんにちは。
まさに、職人の世界ですね。
今度、無人カメラを設置したら、一部始終録画されるのでは?
(^_^)
Posted by あい at 2008年10月30日 17:26
こんばんは。
お客様にとって思いのある格子だったのでしょうか。
そういう思いのあるものを使って制作するのって、
職人魂が燃えるのでしょうね。
真剣な様子が伺えます。
Posted by うめちゃん at 2008年10月30日 23:28
→あい様
>まさに、職人の世界ですね。
そうですね。
どなたか存じ上げていないけれど、組子細工をなさった職人さんの仕事へ、自身が関わる
職人の無言の語り合いの中で、作業が進んでいく感じでしょうか。
>今度、無人カメラを設置したら、
う~ン。防犯や監視する必要がないしなぁ。
きっと設置すると申し出た瞬間で、職人の妻としてレッドカードでしょうね。
Posted by ウッディ・マム
at 2008年10月31日 11:25
→うめちゃんへ
こんにちは。
>お客様にとって思いのある格子だったのでしょうか。
これまでお使いになられていたお仏壇の扉だったものなので、きっと深い思いをお持ちだとご推察しています。
実はうめちゃんと同業の施主様。モノを大事になさっている心一緒ですね。
>そういう思いのあるものを使って制作するのって、職人魂が燃えるのでしょうね。真剣な様子が伺えます。
ありがとうございます。
結果はとても簡単に見えることでも、実は職人にとっては技術的に苦心する過程があっての実現だったりすることがあります。
隠さずにお伝えすることも大切な情報発信かと思って記事にしてしまいました。
でもお読みになってお疲れになられたかと。。。申し訳ございません。
Posted by ウッディ・マム
at 2008年10月31日 11:38
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