2008年8月 4日

絵本紹介『山に木を植えました』

 久々の絵本紹介のコーナーです。
 
 市立すたま森の図書館の新刊図書コーナーで出会い、すっかり気に入ってしまった本です。
山に木があり、森があることの意義。
森について描かれている絵本は、過去にご紹介してきていますが、今回ご紹介する絵本のポイントは
"川や海の生きもの達に関係していること"について触れている点です。
 
『山に木を植えました』(作:スギヤマカナヨ 監修:畠山重篤 出版:講談社 初版:2008年5月28日)
絵本とキッズチェアとメイちゃん
 森林破壊や荒廃は進むことは、地球環境のいろんな曲面に関係してくることでもあると、子ども達にわかりやすく表現し、興味深くページが進む絵本です。
 山に木を植えること、その活動を理解し、可能であれば参加したくなる動機付けになる絵本に思えます。
 リアルといえばリアル系かもしれませんが、特徴を捉えながら、図鑑的なボタニカルではない可愛らしいタッチのイラストなので、幼児でも受けれることができます。
 山に木を植えること、木の成長、木と動物・昆虫との関係、腐葉土のこと。
特に腐葉土からできるフルボ酸鉄が、川や海にまで流れていくこと。
そして、フルボ酸鉄が海の森を作り、そこには食物連鎖があること。
また、海の生き物は私達人間の食べ物になること。
この壮大なテーマを、20ページ強の楽しい絵と解説と共に読み進めることができます。
 
 我が家の息子は、特に、この絵本の中では、"森の地面にしみこんだ水が小川になり、川になるくだりのページ"は、幼いなりに興味を持って眺めています。ちょうどそこに登場する"オオサンショウウオ"がお気に入り。
HPの東京ズーネットのうごくどうぶつ図鑑と併行して眺めています。ちょうど先日、森のようちえんで沢遊びをしてきたばかり。
 彼の記憶で「オオサンショウウオは見なかったけど、沢カニとカエルがいたんだよぉ!」と嬉しそうに話してくれます。 
自然体験と共に自然科学系の絵本を読むと、ちょうど彼の興味を深く掘り下げてあげることが出来、より自然界への関わりや理解が進むのかもしれないです。
絵本って「何歳だからこの本」ってことはないのだと常々感じるところです。

(ちなみに、ブログに紹介したい絵本として借りてきたのですが、我が家の2歳児が読みたがってくれたのは副産物です。絵本は無理強いしないのが私流。育児は本当いつだって手探り状態。でも唯一絵本好きになる動機付けだけは成功かな。)


 

 

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